食教育という視点
先日のセミナーで、食教育のeラーニング体験して頂いたドクターから
「朝食欠食はよくないとあるが、朝食を抜いている人の方が糖尿病が
少ないというデータもあるんだけど」というお話がありました。
これまでも、ドクターから色々な新しい食事療法やエビデンスについて、
意見や質問を受けたことがあります。
食事と疾病に関するデータは多数あり、それぞれのエビデンスを
確認することは大事です。相反するエビデンスもありますが、
わたしは、自分のフィールドでの視点も大事にしています。
私のフィールドは、予防分野
治療分野で働くドクターや栄養士は、最新のデータを使って色々な
食事療法にチャレンジすることは必要かもしれません。
目的は、目の前の病気を治すことだから。
しかし予防分野では、目先だけでなく、一生涯の健康とより豊かな
食生活をイメージする必要があります。
ここでは、食事の社会性やこころへの影響なども大事な要素となり、
更に、食文化や食歴も大事にしなければなりません。
ですから、このような質問には、「食教育という視点」について
丁寧に説明するように努めています。
1日早く、節分の恵方巻きを頂きました
最近は、コンビニやスーパーでも必ず売られるようになりました。
食文化が失われつつある中、こうして新しく定着するものが
あるのもいいですね
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