« 走って食べて・イキイキ&キレイに☆ | トップページ | 成果を出す!食コンディショニングトレーナー »

2013年7月27日 (土)

村井弦斎と小西正一の時代を超えた料理の競宴

今日のお昼は、国登録有形文化財・小田原清閑亭で開催された
「鮎料理を楽しむ会」に参加しました
テーマは 村井弦斎と小西正一の時代を超えた料理の競宴
小田原ゆかりの明治の作家、村井弦斎の『食道楽』にある旬の料理を、
現代の料理人、小西正一さんが再現し、
更に、オリジナルの料理で腕をふるうという、豪華な内容です

01

戦前の3大ベストセラーに挙げられ、熱狂的な人気を博した『食道楽』は、
当時の和洋中、さまざまな料理がとり上げられていて、
その時代の日本人の食文化や食への意識に触れることができます。
小西さんは、京都で修行後、箱根龍宮殿の総料理長をつとめられた方です。
お料理を頂きながら、いろいろなお話を直接伺くことができました。
当時の和綴じ本を読みこんで、忠実に再現されたとのこと

04

まずは、前菜に焼きもの、煮物に鮎ごはん
ひとつひとつ、選び抜かれた素材で、料理はものすごく手が込んでいて、和食の奥深さを再確認しました。
奥にあるのは、「差味代り」お刺身の代わりとなる料理で、豚肉に山葵をつけて頂きます。
この豚も、とても丁寧に煮てあり、おいしい一皿でした

02

小田原の鮎は、油との相性がよいということで、お座敷で直接揚げていただきました。
鮎の天ぷらに加え、これは鮎のフェスタというお料理です。
今でいうフリッター?ふわふわで、おいしい~

03

こちらも揚げもの。
ナント、きゅうり、バナナ、リンゴに衣をつけて揚げて、ホワイトソースをかけたものです。
当時はすごいおご馳走だったそうで、パンを加えることもあったようです。
聞いた時は全く想像がつきませんでしたが、実際に頂くと、とても優しい味。
デザートではなくて、お料理。納得です

こうして受け継いで、再現して頂けることは、本当に素晴らしいことです。
これがまた、次の世代にしっかり受け継がれて欲しいと、心から思いました。
仕事では、食の乱れを実感することが多いのですが
こういう体験を通して、食を見直すきっかけになる人が増えるといいな~と思います

ゆっくりランチを楽しめたので、午後の仕事も頑張ります
息子は今日から8泊9日で、大分インターハイへ
彼がいないうちに、たまった原稿を仕上げなければ

|

« 走って食べて・イキイキ&キレイに☆ | トップページ | 成果を出す!食コンディショニングトレーナー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 走って食べて・イキイキ&キレイに☆ | トップページ | 成果を出す!食コンディショニングトレーナー »