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2013年8月19日 (月)

運動と食、どっちが先?

今日は千葉で、フィットネスクラブのトレーナー対象の食アプローチの研修を行いました。
6時間 熱~い研修が続きました

私は、生活習慣病予防でも、シェイプアップや筋力アップなどの目的でも、
効果を十分に出すために、栄養士もトレーナーも、
食と運動を絡めた支援をできた方がいいと思っています。
栄養と運動はダイレクトにつながるので、まず説明に説得力が出ます
また、食事だけで改善しようとすると、どうしても量を減らしたり
食品選びや調理法などの制限が多く、ストレスを伴いやすくなります
運動も絡めると、効果の出る取り組みの選択肢が大幅に増えて、
ストレスの少ない支援ができます。
一方、運動だけでは効果は十分に得られません
食アプローチを組み合わせると、効果がアップするだけでなく、
目標達成までのスピードも速くなります

どっちが先か?というと、私は運動だと思います
よいコンディションを保つためには、できるだけからだの栄養状態をよくすることです。
そのためには、できるだけ多くの種類の栄養素をとるのが理想的で、
食べる量を増やすのが一番簡単な方法です。
食べる量を増やすためには、動く量を増やさないといけません。
だから、運動が先なのです

肥満の人の死亡率や生活習慣病のリスクが高くなりますが、
体重より体力の方が、大きく影響することがわかっています。
肥満でも体力がある人は、標準体重で体力がない人より、これらのリスクは低いのです。
体重を気にして食事を減らす前に、
ちょっとでもからだを動かすことが大事ということですね

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