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2014年5月20日 (火)

検診前チャレンジがおすすめ!

今日は契約企業の個人面談
検診前の今は、モチベーションアップにいい時期です

検診は病気を見つけるものと思っている人が多いようですが、
食事や運動など、生活と自分のからだの関係を確認するものとして
活用すべきだと思います。
たとえば、「魚を食べるとLDL(悪玉)コレステロールが下がる」とわかっていますが、
どの程度食べると、どの程度下がるかは、人それぞれなのです。
わたしも、運動の種類を変えたらHDL(善玉)コレステロールがぐっと上がって、
運動強度が影響することがわかりました。
だから、検診結果に変化があったら、「生活で何が変わったか?」
振り返り、自分のからだには何がどう影響するか?考えることが大事です

このように結果から振り返ることだけでなく、
事前にやってみて、検診で確認するのもよい方法です。
わたしはこっちがおすすめ
今日の面談の多くは、この検診前チャレンジの提案です。
ビールが毎日の日課で、血糖値が高め、尿酸値も上昇傾向の人に、
「1か月やめてみて、どれくらい下がるか見てみる?」と
普段は絶対NOなのですが、
「たしかに、もし大幅に下がったら、こんなに下がるなら減らそうと思うかもしれない」と
最近ウォーキングを始めて、まだ体重がそれほど減らない。。。
とモチベーションが下がり気味の人にも、
「からだにはしっかり反応が出るから、検診まで続けてみて、
中性脂肪値がどれくらい下がるか見てみませんか?」
と提案したら、「続けてみる」と笑顔で答えてくれました。

ずっとは無理でも、検診までと考えるとやれる人は多いです。
また、指導者に「数値が下がる」と言われても、
どの程度のことか?なかなかリアルに描けないので、
「自分のからだで確認しよう」というと、チャレンジ精神が芽生えます。
自分のからだで確認すれば、その後のコントロールもしやすくなりますね。

検診前チャレンジの人たちの、検診結果が楽しみです

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