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2014年6月 1日 (日)

年齢に合うトレーニング&スポーツ栄養

スポーツ科学やスポーツ栄養学は、基本的にアスリートを対象としているので
そのまま一般人に置き換えることはできません。
更に、年齢を重ねると、その年代に合うトレーニング方法や食事法があります。
自分でマスターズ陸上に挑戦して、改めて実感できました

例えば短距離走で、わたしが感じたところでは、
アスリートはパフォーマンスを最大にするために、
レース当日のストレッチをやりすぎるのは
しかし、年齢を重ねると、けがの防止が第一なのでストレッチは必須。
加齢とともに、トレーニングの強度を上げられないことに加え、
トレーニング効果の持続期間が短くなるので、頻度を落とさないことが大事

100mの走り方の理想形も変わるようです。
先日、マスターズ陸上の先輩選手からアドバイスしてもらいましたが、
筋肉量が減少してきたら、スタートダッシュにエネルギーを使いすぎないこと。
トップスピードにもってくる位置を後半に移行する
短距離は、あまり腿を上げすぎない方がいいといわれますが、
年齢が高くなると、大きな走りをする人の方が速いようです。
筋肉が落ちてきたら、ストライドが大きい方がいいのかもしれません。

大会で、先輩方の話を聞くのも、とても勉強になります。
70代の女性ランナーの方は、
「機械のトレーニングもあるけど、やっぱり地面を踏みしめて走らないとダメ
と言っていました。この感覚はよくわかります
65歳代の男性の方は、
「10年前からハードルを始めた」とおっしゃっていました。
ハードルをやろうと思ったことがすごいと思いましたが
毎日、競技場で練習されているそうです。
「今日は県記録を更新する」と張り切ってスタートされました。
ピシッと脚を上げてハードルを越えていく姿は、とてもその年齢には見えません。
カッコいい
ひとりひとりに聞くと、
オリジナルのトレーニング方法や食事法があるんだろうな~と思いました。

スポーツ栄養学も、中高年を対象に考えると全く新しい分野が生まれます。
成長期は、成長分+トレーニング分が必要
中高年は、加齢による低下を防ぐ分+トレーニング分が必要
自分の経験も踏まえ、
中高年から始める人のトレーニングや食事のアドバイスができるようになって、
キラキラの人生を楽しめる人を増やせるといいな~と思います

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