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2014年9月27日 (土)

短距離走の食コンディショニング

先日のブログで、フルマラソンに向けた食コンディショニングについて書きましたが、
短距離走の食コンディショニングは、また違います
最近、トレーニング前や大会前の食事を意識してみて、改めて違いがわかってきました。

持久系は糖質のコントロールが重要です。
これに対し、短距離走はタンパク質のコントロールが重要です
両者は内容が違うだけでなく、とるタイミングが大きく違います。
糖質はグリコーゲンという形で貯蔵でき、しかも吸収が速いので、
ハイスピードの選手でなければ、直前や途中での補給も可能です。
一方、タンパク質は貯蔵形がありません
更に、アミノ酸となって吸収されるまでに2時間以上のタイムラグがあります。
なので、パフォーマンスを発揮したいタイミングにぴたっと合うように、
事前にとっておくことが大事です。
短距離のトレーニングを始めたころは、タンパク質の摂取量が少なく、
トレーニング後にタンパク質が欲しいとからだが欲するのがわかりました。
でもこのタイミングでとったのでは遅いのです
意識して、トレーニング前にタンパク質食品をしっかり食べておくと
明らかにパフォーマンスレベルが上がります
トレーニング後の回復も違います。

複数種目に出場する大会では、脂質をうまくとっておくことも重要
糖質でエネルギー補給すると、空腹を感じやすくからだも重たくなりますからね。
いろいろ試した結果、大会前の食事はこれがいい
大会後の回復食にはこれがいいというのが見えてきました。
自分のからだでいろいろ試して、合う食事を見つける
これが食コンディショニングです

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