« これまでとこれから | トップページ | 食事も運動もからだの感度を上げて »

2014年10月 4日 (土)

患者さんへの指導と保健指導の違い

今日は全国病院協会主催の、特定保健指導専門研修の講師を担当しました
北海道や鹿児島など、全国から専門職の方が集まっておられました。
今年は昨年より参加者が増え、
病院や医院で、新たに特定保健指導を始める動きがあるようです
今日は、病院関係の参加者が多かったので、大事なポイントをお伝えしました。
普段、患者さんを対象としている専門職が保健指導をはじめる場合は、
ちょっと頭を切り替える必要があります。
なぜなら、支援の目的が違うからです。
病気の人に行う栄養指導の目的は、「病気」からできるだけ早く遠ざかること
保健指導は、今よりもっと「健康」な状態へ導くことです。
だから、たとえば一時的に体重を落とすというのは意味がないのです。
体重減少は緩やかでもいいので、ずっと続けられる生活習慣へ落とし込むことが大事。
これまで、たくさんの専門職の方々に栄養指導を教える経験をさせていただいたので、
このセミナーでは、ここを抑えておかないとというポイントも見えるようになりました。

今年は専門職向けのセミナーは、ほとんどお受けしていないので久しぶりでしたが、
皆さんとても熱心に聞いたいただいたので、2コマ3時間もあっという間に終了しました。
この研修は明日まで続くようです。
みなさん、頑張ってくださいね

|

« これまでとこれから | トップページ | 食事も運動もからだの感度を上げて »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« これまでとこれから | トップページ | 食事も運動もからだの感度を上げて »