育った環境と味覚
弊社クッキングディレクターのエリ先生と、クライアントの中食メーカーを訪問しました。
ここでは、15年ほど前から商品開発部のスタッフに調理技術勉強会を行っています。
今日は現状報告と今後のご提案
長年教えてきたエリ先生が最近感じることは、味覚の変化と調理経験不足だそうです。
育った環境、家庭の食事もこの15年で大きく変化してきたのですね。
コンビニのちょっと強い味に慣れているので、作る料理もやっぱり強い味になります。
家庭で作られる料理の幅も狭まっているので、管理栄養士でも作ったことがない料理がとても多いのです
そういうスタッフが商品開発業務をしっかりこなせて、ヒット商品が出せるように、勉強会の形態も変えながら育てていきたいと思います
我が家は息子の小学生時代、ちょっと訳があってほぼ外食ゼロ生活でした。
そのため、本当にいろんな料理を作りました。
ものすごく大変な6年間でしたが、おかげで息子は大学で自炊生活ができているので、よかったのかもしれませんね
今夜は油淋鶏。
友人が来るから抹茶プリンとかぼちゃプリンを作ったと、息子からLINEが届きました。
すごい
私は食事づくりのエネルギーは子育てで使い切ったようで、手抜き料理が多くなりました
夫には申し訳ないのですが、食事づくりのエネルギーを次世代につなげられてよかったと思います。
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