最愛の母が旅立ちました
2018年の終わりに最愛の母が旅立ちました。
社会で羽ばたくことを願った母らしく、三姉妹の仕事納めを待って29日朝に。
わたしは27日まで病室で過ごし、28日の講演に向けて部屋を出る時、「頑張ってね!」と見送られそれが最後となりました。
半年前に一人で余命半年と宣告を受けましたが、全く取り乱すことなく、「よく考えたけど、何ひとつやり残したことはない」と言い、入院中はずっと「幸せな人生だった」と。
そして最後の言葉は、「満足」。
見事な人生の締めくくりでした。
時間がとれたら1泊でも母のもとに向かいました。
いっぱい、いっぱい会話を楽しんで、本当に贅沢で幸せな時間でした。
私との最後の夜、もうお別れかなと思えた時、母にありがとうを伝えると
わたしにはもう力が無いみたい。
これからは自分の力で生きなさい。
美和ちゃんのことは、大事に大事に育てたよ。と。
私たちは母のエネルギーを全身で受けて育ちましたが、通夜、告別式でいろんな方が母からエネルギーをもらったと言われました。
文字通り、一生懸命に生き抜いた母でした。
この半年は家族、スタッフに多大な負担をかけました。
みんなが一生懸命サポートしてくれたことに、こころから感謝したいと思います。
今年はたくさんのお仕事をさせていただきました。
講演にもたくさんの方にお集まりいただき、本当にありがたい1年でした。
振り返ると厳しい中でも、幸せな1年でした。
今年は心身のコントロールが難しい中、よく頑張ったと思います。
少しは自分をほめてもいいかな?
この1年、私に関わってくださったすべての皆さま、ありがとうございました。
来年は心機一転、仕事に集中し、もっと皆さんのお役に立てるように頑張りたいと思います!
3日前まで、病室で毎朝、ひと言を書いていました。
わたしも今日一日を真剣に、穏やかに生きたいと思います。
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