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2019年8月 9日 (金)

大事な食文化を失わぬよう

先日のスマート和食マスター講座での質問。

野菜から先に食べる、早食いしたいでゆっくり食べる、これらの指導は必要ですか?

私の回答は、それより主食、主菜、副菜の揃った食事に近づける指導の方が大事、です。

まず、野菜を先に食べると血糖値の上昇が緩やかになります。でもこれは穀類(主食)に偏った食事が前提にあります。きちんとおかずを添えればたんぱく質も脂質もとれて、これらも血糖値の上昇を抑えます。

更に、単品食べを助長するとのにもなります。三角食べで口内調味する食べ方は、日本人の健康に大きく貢献しているのです。

早食いしない、これも同じ。単品料理は必然的に早食いになります。主食、主菜、副菜と皿数が増えればそんなに早食いできないのです。

◯回噛みましょう、と言われて数えて食べるなんて味気ないですよね。

食事に関わる色んなエビデンスがありますが、その食べ方になっている背景を考えること、日本人が長寿になった背景に長年培ってきた日本型の食生活があるとこをしっかり抑えて大事な食文化を失わないようにしたいと思います。

スマート和食は、1960年代の栄養素バランスから導かれた内臓脂肪を溜めない食事法です。

講座では、食べて実感して頂いています。これはとても早食いなんてできないですよ^ ^

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