行事食カードで学んだこと
入院中、ひな祭りカードを見た時、大学病院でのインターン時代のことを思い出しました😊
行事食カードは栄養士が手書きしていました。七五三の時、鳥居の前に千歳飴をもって立つ男の子と女の子の絵を同僚が書いてくれて上司に見せると「これは何歳と何歳?」と聞かれたのです💦
とっさに「五歳と七歳です」と答えると「標準体位を調べたの?」と言われました。更に「痩せすぎ!病院でこんな体型の絵はダメです」と。
その時はびっくりして嫌がらせ?と思ったりしたのですが、この経験はその後の栄養士人生で大きな教訓になりました。特にこの2つはスタッフにも厳しく指摘する点です。
●数値は常に正確でなければいけない
栄養学は科学です。効果を出す上で数値はとても大事です。なんとなくこうなんじゃないか?ではダメで、気になる数値はしっかり調べて正しい数値で示すこと。
●自分は気にならないことでも気になる人がいる
色んな人の声に耳を傾けること。それによって、こんな風に思う人がいるんだと知ることは、栄養指導ではとても大事なことです。
この時は栄養士としてだけでなく、人として指摘されることも多く、何度も「親の顔を見たい」と言われたものです💧
今はこんな教育は無いと思いますが…私は指導してくださった先生方には感謝しています。若いころはいろんな経験をしていろいろ学ぶことが大事ですね😊
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