きちんと作ったものを食べた経験
私は三姉妹の末っ子で、子どもの頃から「料理担当」でよく作っていました。
真ん中の姉は「お勉強担当」で、バリバリのキャリアとして働くようになり、本人も「食べる専門」と言っていました😊
ところがそんな姉が最近、色々つくっているようです。
先日「座禅豆(熊本の郷土料理です)を作った!お母さんが作ってくれるのが好きだったの。」と、姉妹LINEにおいしそうな写真が送られてきました。
上の姉とびっくり💦「お母さんが天国でひっくり返ってるんじゃない!」と。
クッキングディレクターのエリ先生から以前聞いたことがあります。
「料理経験がなくても、きちんと作ったものを食べてきた人は、作ろうと思ったときに近い味を再現できる」
本当にそうだな~と思いました。
子育て中に料理を教えることができなくても、きちんと作ったものを食べさせていると、いつか作ろうと思ったときに作れるということですね。味だけでなく、作ってくれた気持ちとか、それをおいしいと言って食べた会話や景色とか、そういうことも含めて幸せな記憶として残るのだと思います💕
ちなみに、エリ先生のお父様は91歳の今も、ひとり暮らしで自分で食事を作られているそうです。
お母さまが病気になった70代後半から料理を始められたのですからすごいです。でもこれも、お母さまがきちんと作っておられたからですね。素敵✨
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